バーチャル京都2Dマップ / Virtual Kyoto 2D Map
【見る】
バーチャル京都2Dマップでは、京都の歴史的・文化的遺産の情報を見ることができます。
ここで見ることのできる情報は、京都市内各地に点在する近代建築・構造物、世界遺産を
代表とする文化財・社寺、平安京に関する史跡、江戸期から戦後までの一部地域の芝居小屋・映画館、
江戸時代の浮世絵や名所案内記に登場した名所、江戸期の文化人の居住地などです。これらは、
「歴史GIS」から見ることができます。
このうち、映画館の情報に関しては、新京極周辺や西陣地域の映画館について、「時代別検索」から
明治から1990年ごろまでの時代別にその分布を見ることができます。また、「四時代比較」では、歴史GISで見ることのできる
情報を、4つの時代(現在、大正、江戸、平安)の背景地図に重ねて見ることができます。これらの
地図は、1つの地図を動かしたり拡大したりするとと他の3つの地図も同時に移動・拡大します。
大正時代の背景地図は、大正期に発行された『京都地籍図』をデジタル化したもので、ここでは地目別に
色分けがなされています。江戸時代の背景地図は、江戸時代初期の『寛永後萬治前洛中絵図』
(京都大学付属図書館蔵)をデジタル化したもので、この時代の土地利用が示されています。
平安時代の背景地図は、文献をもとに作成した12世紀の平安京の土地利用を示しています。
このバーチャル京都2Dマップは、MapServerというオープンソースのWebGISエンジンを使用しています。
歴史GIS(近代建築:金融)
|
時代別検索(昭和戦前期の映画館)
|
四時代比較(文化遺産)
|
このウェブサイトは、文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)、
立命館大学21世紀COEプログラム「京都アートエンタテインメント創成研究」(2002-06年度)、
文部科学省学術フロンティア推進事業「文化遺産と芸術作品を自然災害から防御するための学理の構築」(2005-09年度)、
文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業「デジタル時代のメディアと映像に関する総合的研究」(2001-05年度)(2006-08年度)
の研究成果の一部である。
Copyright ©2005-2008 Ritsumeikan University All Rights Reserved.